「【SMBC】三井住友カードセキュリティチェック:お客様のご協力を」という件名のメールを受け取るとき、それが公式ではなく三井住友カードの名前を使っている詐欺メールの可能性があることを疑いましょう。
こういったメッセージは、受信者を騙してリンクをクリックさせる目的で作られていることが多いんです。
そのため、メール内のリンクをクリックする前には十分な注意を払うことが大切!
この記事では「【SMBC】三井住友カードセキュリティチェック:お客様のご協力を」というメッセージがどうして疑われるべきか、そしてその特徴について説明しています。
このようなメッセージを見て不安に感じた時、この記事で紹介した内容が少しでも心の負担を軽減する手助けになると幸いです。
「【SMBC】三井住友カードセキュリティチェック:お客様のご協力を」に関する注意事項
「【SMBC】三井住友カードセキュリティチェック:お客様のご協力を」のメールがおかしい部分についての説明をしていきます。
メールの送信者が三井住友カードではない
メールの中身を見る前にメールの送信者を見てみましょう。
送信者は「三井住友カード」と書いてありますが、メールアドレスが「vkuilno@live.jp」となっています。
このメールアドレスは三井住友カードのアドレスではありません。
三井住友カードのメールアドレスなら「@smbc-card.com」と表示されるはずです。
メールの宛名が特定の人物を指さない一般的な表現である点
詳しくメールの内容を見ていくと個人名を指定しないで「ご本人様」という表現になっていたり具体的な電話番号が書いてなかったりします。
個別に連絡を取りたいほど重要な事項であれば、個別名を指定して連絡するはずです。
メールの送信者はメールのアドレスだけ取得して個人情報は取得していないという事です。
公式サイトとアドレスが違う点
受信したメール内に本人の利用か確認したい取引があり電話で連絡を取れませんでした・・・と書いてあります。
「ご利用確認はこちら」と書いてあります。そのリンクの詳細を確認すると「https://smbc.linkmany.com/29kAOU」となっており三井住友カードに似せた別サイトとなっています。
パソコンでメールを見ればリンク先を確認出来ますが、スマホでリンク先を確認出来ない場合はリンクはクリックしないようにしましょう。
安全に情報を確認出来る方法はある?
もし見た目が三井住友カードからの通知のような疑わしいメールを受け取った際には、そのメール内のリンクを直接開くのではなく、公式のアプリや信頼性の高いウェブページを通じて自身のアカウント情報をチェックすることがおすすめです。
コンピューターを使用する際には、確認済みの安全なリンクや過去に作成したブックマークを利用して情報にアクセスしましょう。
メールに含まれる情報が真実である場合、その情報は公式のアカウント管理ページや通知ページにも反映されているはずです。
焦らずに正確な方法で情報の確認を行いましょう。
違うサイトに個人情報を入力してしまった時はどうする?
もし間違えて怪しいウェブサイトに自分のクレジットカードや個人情報を入力してしまったら、速やかにそのカードの発行会社に連絡して対処を求めることが肝心です。
カード会社は迅速に対応してくれます。
クレジットカードの裏面の署名欄が空白のままだと、不正使用された場合の保護措置が受けにくいので、署名しておきましょう。
加えて、住所や氏名、電話番号などの個人データを入力してしまった際は、対策が限定されますが、その情報がもたらす不審な連絡やスパムメールへの警戒は欠かせません。
カードの使用を一時停止させることでさらなる被害の拡大を防ぎ、被害を最小化することが可能です。
「【SMBC】三井住友カードセキュリティチェック:お客様のご協力を」の内容
送られてきた詐欺メールを公開します。巧妙に作られているので騙されないようにして下さい。
SMBCCARDクラシック※会員
平素は三井住友カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、サービスのご利用を一部制限させていただき、お客様のアカウントのに登録された電話番号にご連絡いたしましたが、お客様に連絡を取ることができませんでした。そのため、ご登録されているメールアドレスにてご連絡させていただきました。
ご回答をいただけない場合、サービスのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。▼カードを使用した覚
まとめ
三井住友カードを語った詐欺メールについてまとめてみます。
怪しいメールのチェックするポイントは以下です。
- 送信元メールアドレスが三井住友カードでない
- 個人を指定してない内容
- リンク先が公式サイトではない
三井住友カードをはじめとする有名ブランド名を利用したフィッシング詐欺に遭遇した場合、焦らずに公式の連絡先で真偽を確認しましょう。
怪しい部分が見つけられない場合でもメール内のリンクはクリックしないようにしましょう。
この記事が皆様の安全対策に少しでも貢献できると幸いです。