時折、「緊急の連絡 [メールコード [RAND_NUMBER_10_10]」という題名のメールが届くことがありますが、これらは悪質なフィッシング詐欺の可能性があります。
このような件名のメールを受け取った場合、特にイオンの名前が不正に使用されている可能性がある場合は、その内容に疑問を抱くべきです。
この手の詐欺目的のメールは、受信者にリンクをクリックさせることを狙っています。
そのため、リンクを開く前には慎重な確認が必要です。
この記事では、「緊急の連絡 [メールコード [RAND_NUMBER_10_10]」という題名のメールが信頼できない理由や、詐欺の背景にある意図について説明しています。
もしもこのような疑わしいメールを受け取った場合は、安心して対処できるよう、以下に情報を記載しています。
「緊急の連絡 [メールコード [RAND_NUMBER_10_10]」:確認すべきポイント
送信元がaeon.co.jpだけど安心してはいけない
詐欺メールを見分けるポイント1つとして送信元のメールアドレスがあります。
しかし詐欺メールの中には、巧妙に送信元を偽って送られてくるメールもあります。
送信元のメールアドレスが「aeon.co.jp」だからといって安心してはいけません。
ちなみに「aeon.co.jp」は、イオンカードのドメインでした。
イオン銀行は、「aeonbank.co.jp」です。
受信者の個人情報が含まれていないこと
メッセージをよく確認すると、特定の個人を指名する呼び名がなく、「お客様」などの一般的な表現でしか呼ばれていないことがわかります。
メッセージには、「未払いの電気料金に関する連絡」という文言が含まれています。
通常、この種の手続きは特定の個人に対して行われるものですが、詐欺を企む者は受信者の個人情報を持たず、メールアドレスのみで接触するため、個別の名前を避ける傾向があります。
これが、一般的な表現を用いたり、名前を明記しない理由です。
怪しいサイトへの情報提供後の対処法
もしも、詐欺サイトに情報を入力してしまった場合は、すぐにカード発行元に連絡しましょう。
発行元は迅速に対応してくれます。特に、クレジットカードの裏面に署名をしていない場合は、損害補償が難しくなることがありますので、必ず署名をしておきましょう。
情報漏洩後は限られた対策しかありませんが、不審な連絡や迷惑メールに警戒しましょう。
カードの使用を一時停止することで、被害を防ぐことができます。
詐欺メールを見抜いても情報提供してしまった場合でも、すぐにカード会社に連絡することが重要です。
「緊急の連絡 [メールコード [RAND_NUMBER_10_10]」の内容
緊急の連絡 [メールコード [RAND_NUMBER_10_10]]
【AEON】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。■ご利用確認はこちら
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※本メールは送信専用のため、返信はお受けしておりませんのでご了承ください。
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発行:株式会社イオン銀行
東京都中野区中野4-3-2
加入協会 日本証券業協会
一般社団法入金融先物取引業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
本メールの内容を無断で引用、転載することを禁じます。
まとめ
「【重要なお知らせ】未払いの電気料金について」は、未払いの電気料金を要求するフィッシング詐欺です。リンクをクリックせず、警戒してください。
「【重要なお知らせ】未払いの電気料金について」には、次の2つの警告サインがあります。
1. 受信者の名前や個人情報を含まない汎用的な呼びかけ。
2. 公式サイトではないリンクが含まれている。
疑わしいメールを受け取った場合は、リンクを開かず、信頼性を確認してください。
この情報が皆様の安全なインターネット利用に役立ちますように。